今回は、支援艦隊の話。
 よく「支援艦隊がなくても大丈夫」とか「支援艦隊の消費資材分出撃すればいい」とかいう人がいます。まあ、それは一理あるんですが、大体の場合、支援艦隊の仕組みがよく判っていないために有効活用できていない、と断言してもいいかと(煽るスタイル)。
 そんなわけで、今回は支援艦隊の話。

■前提として知っておくべきこと
 効率的な支援艦隊運用のために最低限知っておくべきタームが、「火力キャップ」「砲撃戦火力の計算式」そして、「支援艦隊の命中率低下」です。
◆火力キャップ
 「火力キャップ」とは、文字通り火力の最大値です。正確には、キャップ以上の火力も無意味ではないのですが、余剰分は上昇率が劇的に悪化します。なので、基本、支援艦隊の火力は、「火力キャップ」を目安とすれば充分です。
 では、実際の「火力キャップ」はといえば、検証によって、昼の同航戦で「151」とされています。反航戦は同航戦の80%の火力となるので「189」が目安となります。
◆砲撃戦火力の計算式
 「砲撃戦火力の計算式」は、水上艦と空母で違います。水上艦は「火力+5」。空母は「(火力+雷装)×1.5+爆装×2+55」です。
 したがって、水上艦であれば装備込みで「146」か「184」で、+5を足して火力キャップに届きます。
 反航戦発生率は40%と相当高いので、反航戦を想定して「189」を目指すべきです。
 なお、より正確に言えば、反航戦の発生率は30%。残りの10%はT字不利で火力は60%。60%の火力では、ボスの殲滅は絶望的なので、これを彩雲で打ち消すのがほとんどでしょう。結果、反航戦の発生率は40%という数字になります。
◆空母の砲撃戦火力の簡単な覚え方
 空母の火力計算は面倒くさいので、次のとおりおぼえてください。
 火力29の軽空母(つまり最弱の軽空母)で、砲撃戦火力基本値はおよそ98。つまり金剛改2や長門型とほぼ同等。そこに、彗星十二甲1つごとに+20されます。流星改で19.5、彗星が16、流星が15。彗星十二甲4つで178と火力キャップに迫ります。
 火力39、49と基本火力が上がる度に、+15されると思ってください。砲撃戦火力基本値は113、128となります。
 火力最強の飛龍改2にいたっては、砲撃戦火力基本値は151。大和型以上の変態火力。彗星十二甲2つでキャップに届きます。
 逆に、鳳翔さんはスロットが3つしかないので、火力158が最大値。正直、支援艦隊では運用すべきではないでしょう。
◆支援艦隊の命中率低下
 検証の結果、支援艦隊の命中率はかなり低めに抑えられていることがわかっています。実際、支援砲撃が全弾ミスなんてのもよくある光景です。それでも敵艦隊を殲滅できるので、支援艦隊不要論が根強い原因となるのですが。
 逆に言えば、命中を重視すれば、支援艦隊の効用は劇的に改善します。
 具体的には、火力キャップに届いた後は命中を重視して電探を積んでください。32号電探であれば、命中が+8も上昇します。
 戦艦であれば、フィット砲で命中を補正したり、試作型で命中修正を補ってください。
 空母であれば、江草艦爆の量産が望ましいです。火力が20と、彗星十二甲と同等でありながら、命中+4という支援艦隊のためにあるような、完全上位装備です。
 体感で述べれば、5-5での「適当に編成装備した支援艦隊」の実績が「撃破0~2」なのが、「適切に編成装備した支援艦隊」の実績が「撃破1~3」に、「江草艦爆を配備した支援艦隊」の実績が「撃破2~4」になります。
 攻撃対象が重複したり、駆逐艦の火力では敵艦撃破を期待できないことを考えれば、最大戦果は撃破4と考えるべきなので、「江草艦爆を配備した支援艦隊」の実績が「撃破2~4」というのが、如何に凄いかわかると思います。実際、敵部隊が半壊するわけですし。

■支援艦隊の編成
 支援艦隊の最適解は次のとおりです。現状、それ以外に最適解はほぼ存在しないと断言してもいいでしょう。

「駆逐2正規空母2戦艦2」の「砲撃支援」

 駆逐2は、支援艦隊の必須構成要件です。
 正規空母2は、戦艦以上に「火力キャップに届きやすい=命中補正を得られやすい」ので、できれば空母4としたいのですが、空母3以上で「航空支援」になってしまうので、空母2です。
 戦艦2は、正規空母を除けば最高火力なので必須です。なお、改2がない伊勢日向は現状、火力が低いので支援艦隊に含めないほうがいいでしょう(後述)。
 燃費の関係で「駆逐2軽空母2」または「駆逐2軽空母2戦艦2」も人気ですが、それは支援艦隊の目的を取り違えており、本末転倒と断言できます。支援艦隊の目的達成のためにも、燃費度外視での支援を心がけましょう。

■支援艦隊の装備:支援艦隊早見表
 「火力キャップ」と「命中重視」を考慮すると、装備は次の通りが理想的です。
 火力キャップを優先しましたが、もう少し命中を重視したほうが効果が高いかもしれません。
◆支援艦隊早見表
大和:4646電探電探196/16+フィット
長門:試作試作試作試作192/8+フィット
霧島:46試作試作試作189/6+フィット
扶桑:46試作試作試作184/6+フィット
山城:46試作試作試作183/6+フィット
ビス:46試作試作試作184/6+フィット
高速:46試作試作試作183/6+フィット
榛名:46試作試作試作181/6+フィット
航空:46試作試作試作164/6+フィット
大鳳:彗星彗星電探電探183/16
飛龍:彗星彗星電探電探191/16
蒼龍:彗星彗星電探電探180/16
赤城:彗星彗星彗星電探188/8
加賀:彗星彗星彗星電探188/8
雲龍:彗星彗星彗星電探187/8
翔鶴:彗星彗星彗星彗星193/0
龍驤:彗星彗星彗星彗星195/0
隼鷹:彗星彗星彗星彗星195/0
千歳:彗星彗星彗星彗星186/0
龍鳳:彗星彗星彗星彗星183/0
飛鷹:彗星彗星彗星彗星178/0
祥鳳:彗星彗星彗星彗星178/0
※読み方
  「大和」などネームシップのみの場合、姉妹艦を含んでいます。「試作」はそれぞれの適性砲の試作型。数字は「火力/命中修正」です。「フィット」というの は適正砲の修正分(1本あたり+2程度?)。「電探」は当然、32号電探で算出。「彗星」は「彗星十二甲」のこと。「彗星十二甲」を「江草艦爆」に差し替 えれば、命中+8~16増大。つまり、飛龍は大和型と同等の火力でそれ以上の命中性能を誇ります。
 なお、扶桑山城は、35.6を適正砲として計算していますが、41が適正砲という可能性は充分存在します(改2の初期装備であり、改2の元になったペーパープランでは41砲を積む予定だった)。

■支援艦隊の目的:軽空母不要論
 支援艦隊の目的は、敵艦隊の頭数の削減です。
 その結果、道中支援であれば、大破撤退を減らし、ボス到達率を高めます。決戦支援であれば、旗艦をかばう可能性を減らし、ボス撃破率を高めます。
  最大の目標は随伴艦の敵駆逐艦でしょう。とにかく、敵駆逐艦でもいいから頭数を減らせれば、かばわれる可能性も減るため、想像以上に艦隊の殲滅力が向上し ます。たとえ敵戦艦が残ったとしても、駆逐艦がいなければ、味方戦艦の初撃で、その敵戦艦を中破以上に出来る可能性が高まり、味方の損傷を抑えることが出 来ます。確実に敵駆逐艦を駆除するためにも、命中を重視する必要があるのです。
 その上で、「火力キャップ」を重視するのは、支援砲撃が敵駆逐艦 以外に向かった場合に無駄にさせないためです。というか、支援で敵戦艦を撃沈できれば、「敵艦隊の頭数の削減」という目的は達成できているのですから。と にかく、当てた支援砲撃で確実に敵を轟沈してもらうことが大切です。
 以上から、軽空母は採用すべきではありません。「敵駆逐艦の駆除」ならば軽 空母の火力で十分ですが、敵戦艦の無力化まで視野に入れているならば、明らかに命中と火力が足りません。確実に「敵艦隊の頭数の削減」が出来ない場合、支 援艦隊はそれこそ資源の無駄。軽空母支援はそれこそ、お守り程度の効用しか期待できないでしょう。
 同じ理由で、伊勢日向にも出番はありません(改2でワンチャン)。
 そもそも、火力が高い順番で並べれば、「大和型>飛龍>長門型>大鳳蒼龍>赤城加賀雲龍>翔鶴型千歳型龍驤隼鷹>霧島>扶桑ビスマルク>山城」となり、この中から攻略本隊を引き抜いても、支援艦隊の空母戦艦枠最大8枠は充分に補え、軽空母などの出番はありません。
 それこそ、軽空母の燃費を考慮すべき事態は、秋イベントの渾作戦E2(第2次渾作戦)のような、敵味方ともに水雷戦隊主体で、基礎火力だけで充分撃破できるような(したがって命中が最重要)、特殊な場合だけでしょう。

■キラ付けのすすめ
 支援艦の全部にキラ付けを施してください。命中が格段に違います。同じ装備、同じ練度であれば、撃破数+1を期待できます。
 また、道中支援の場合、全部にキラ付けを施しておくと支援率が90%になるので、道中支援を出す場合は必須です。
 最近のマップは、5-5を筆頭に、2-5や3-5など、ボス撃破が困難なマップよりもボス到達が困難なマップが増えているように思えます。今後ますます、道中支援の必要性は高まるでしょう。

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